古希を迎えて同窓会

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平成27年11月7日に浜名湖湖畔の海賀荘で静岡大学工学部精密工学科を昭和43年に卒業した仲間のクラス会を開いた。
4年ぶりの再会であり11人の仲間が集まった。
浜松駅に集合したが、お互いがわからず確認しあう姿に思わず笑いが飛び出す。
それもそのはず来年3月までには全員が古希を迎えるのだ。
学生時代の面影などとっくの昔になくなっているというもの。
しかし会えば懐かしい思い出が即座に蘇る。ゆるんだ顔形も白く薄くなった髪型にも昔の面影が蘇る。

旅館に着くとさっそく風呂に入り、宴会が始まる。
大病を患った者もいるし、古希を迎え体調管理に気を使う者もいる。
うまいものを食べ、酒はほどほどにしようとした幹事の気づかいなどお構いなし。
出てくる料理を多いと言ってはうまいと平らげ、ビールに冷酒に熱燗に焼酎は、すこぶる機嫌がいいと言っては飲み干す。
旅館の配慮で別室に移り、誰に遠慮がいるものかと夜遅くまで話に花が咲く。
やはり学生時代の仲間は宝だと実感する一日となった。

翌日は希望者を募ってスズキ歴史観を訪れた。
静岡大学が地域に貢献した功績を紹介されたコーナーもあり、嬉しかった。

母校の浜松キャンパスではちょうどテクノフェアと、工学部のホームカミングデーが開催されていた。
事前に参加した仲間もいた。
参加した仲間からは、我々の時代と比較して懐かしみ、大学の隆盛も話題になるなどクラス会開催のタイミングとしては良かった。
名残り惜しいが、次のクラス会で再会を約し別れた。

古希を迎えた懐かしい友古希を迎えた懐かしい友
N浜松キャンパスのテクノフェア