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バリアフリー化対象拡大のニュース

共同通信は、政府が高齢者や障害者に配慮したバリアフリー化を拡大する方針を打ち出したというニュースを報じた。

整備目標は公共交通施設を中心におき、電車やバス、航空機などにも目標を引き上げる。2020年度末までに完全実施を目指す。

これにより比較的規模の小さい施設にもバリアフリー化を徹底する方針であるという。

エレベーターの設置や段差のないフロアなど、具体的な内容は、まだ明らかになっていないが、うれしいニュースである。

バリアフリーの言葉は、1974年のバリアフリーデザインに関する専門家会議(国連障害者生活環境専門家会議)から広く知られるようになったと言われている。

私がデザインの責任者をしていた現役時代に複写機などにバリアフリーデザインを採用してきたことがあった。

私たちは当時、複写機の操作パネルに見易い大きな文字を採用、操作パネルを車椅子の人でも操作しやすくするために傾斜させたり、ペーパートレイの取っ手を大きく飛び出させて手の不自由な人でも操作しやすい形状にするなど工夫した。

そして高齢者や障害者の方々に実際に使ってもらい、評価してもらって、ひとつひとつ作り上げてきたことを思い出した。

今回のバリアフリー化の拡大は、大変好ましい方針であるが、実施にあたっては、使用者つまり高齢者や障害者の目線で企画や徹底した評価を実施して、使う人が満足する結果に結びつけて欲しいと願う。

ここには、ものづくりの普遍の原理が役に立つ。私が言うものづくりとは、使う人の立場で、使う人の新しい生活を創造していくことであり、私はこのことを「コトつくり」といっている。

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