東日本大震災から1カ月に思う | ものづくりを支援するオフィス游

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東日本大震災から1カ月に思う

3月11日の東日本大震災から1カ月がたった。まだ震災の被害は終息を見ない。

復興の計画すらできていない。死者は1万3000人を超えた。

行方不明者はいまだ1万4000人を超えている。

避難者の数は14万7000人を超え、避難地は18都道府県で2300か所を超えていると報じられている(読売新聞)。
さらに福島原発の放射線漏れを起こした事故は、終息の気配すらない。

事故のレベルは5段階でスリーマイル島の事故レベルと同じと評価されているが、終息を見ていない状況からレベル評価が見直される可能性は高いように思える。

菅総理を筆頭に政府関係者は必死に対応していると思えるが、その実態が国民には見えてこないもどかしさがある。

これだけの大震災であり、国民の関心は非常に高い。

その中で国民に対してきめ細かい情報開示をしない菅総理の本意はどこにあるのだろうか。

このまま総理が直接国民に訴えない状況が続けば、菅総理のリーダーシップを疑問視する声がますます大きくなるといわざるを得ない。

もし万が一、菅総理がリーダーの資質を欠いているか大変重要な情報を隠しているかのいずれかであった場合は、今の日本にとって最大の危機であると言わざるを得なくなる。

私は政権交代をした民主党に期待し、応援してきた。

政権交替して間もない政権には、立ち上げていく時間的余裕が必要だと思ってきたからである。

だから少々の失態には、我慢しじっくりと見守る姿勢も必要だと感じてきた。
しかしこの大震災では、その余裕はもうない。
未曾有の大震災を前に、過去の経験に基づいた対応は、誰であってもできない環境である。

その意味では新のリーダーシップ、つまり本質的にリーダーの素養があるかないかが問われている状況であると思う。

この観点からいえば、菅総理の対応は、リーダにとって不適切であり、リーダーの素養があるとは思えない状況である。

このことが懸念で終わることを願いたい。真のリーダーとしては、強いメッセージ、国民を勇気づけるメッセージを出し続けてほしいと願う。

政権党に限らず、今は緊急に対応策をこうじなければならないはずである。

しかし与野党ともに動きは極めて遅い。この時期においても政権を手中にするにはどうあるべきかを考えているように思えてならない。

この国難を乗り切るための青写真を述べ、自らがリーダーとなって先頭でけん引していくことを表明することがリーダーの条件である。
そのリーダーシップを見たとき、政権は後からついてくるのではないだろうか。

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