2015年6月奥飛騨温泉郷の渓流釣行(その1)

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6月は名神高速道路の一斉集中工事が実施され、渋滞の影響でバスの運行は確実に遅延する。
渋滞を嫌ってかバスの乗客は少なくなる。路線バス廃止とならないことを願うばかりである。

6月は梅雨の真最中であるが、今日は梅雨の中休みといったところ。
晴天時の シルバーフィッシングは珍しく、雨天よりは釣りにくくなることを心配する。

5月はあれほどきれいであった新緑が濃い緑に変わり、山の頂付近に新緑がわずかに残っているだけとなった。
山には蝉が鳴いている。
平地よりも早い蝉の存在にちょっとびっくり。
エゾハルゼミ1だろうか?

民宿たからすぎに寄り荷物を置き、着替えて入渓する。
午後4時。6時半までの夕まず目にかける。
場所は蒲田川だ。下流域には藤井さん、宮野さんと江川はさらに上流域に徒歩で入渓する。
途中で宮野さんが上流へと分かれる。
下流域は水量が減ったため、いいポイントがいくつもできている。
しかしあたりがない。ブドウ虫、ミミズと餌を換えても反応がない。
不思議な気がする。
結局大事な時間だけが釣果なしで過ぎていった。

藤井さんは下流域で23cmのイワナをゲットしていた。
餌は川虫、川を流れてきた5cmほどの虫をつけて釣ったとか。
ブドウ虫では反応がなかったのに、川虫には反応したと、興奮気味で語る。
餌は川虫かバッタがいいと、それ以後の釣り場で餌探しをしているのが印象的であった。
こだわりの藤井さんの真骨頂か。
上流域に入った宮野さんも1匹の釣果を上げていた。

納竿は6時半。民宿たからすぎに帰り、天然かけ流しの栃尾温泉に身を浸す。
疲れがいっぺんに吹き飛び、帰ってきたことを実感する。

参考

1.エゾハルゼミ

http://homepage2.nifty.com/saisho/zukan/ezoharu/

早いところでは5月中旬頃現れ、7月下旬頃まで聞くことができる中小型のセミ。
北海道から九州まで分布。主に落葉広葉樹(ブナ、コナラ、クヌギ、カエデ等)を好むようである。
寒冷地を好み、関東以西では800~1000mを越える高山に生息。
梅雨の頃ブナ林から聞こえてくるセミの声はまずこのセミだと思って間違いない。