楽しみなプロ野球ペナントレースが開幕

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3月29日プロ野球のペナントレースがセ・パ一斉に開幕した。
手に汗しながらの応援が始まる。

私は阪神タイガースファンである。
小学生のころ、新宮高校の前岡投手が阪神タイガースに入団したときにファンになった。
私の父は、南海ホークスファンであったから父の影響ではなかったと思っている。
ただ、父に連れられて行った高校野球の試合で新宮高校の前岡投手の投球を見たことがきっかけであった。
剛速球のすごい左腕投手であったことしか覚えていないが、感動したのは覚えている。
ただ阪神タイガースに入団してからは、肩の故障であまり活躍できなかった。

阪神タイガースの育成方法が間違っていなかったのか、また本人を取り巻く環境のためかは知らない。
毎年毎年たくさんの選手がプロ野球に憧れ入団してくる。
それも、厳しいドラフトをかいくぐってくるのである。
新聞紙上では金の卵ともてはやされ、希望を持って入団する。

阪神球団は人気球団である。
新人でも新聞に乗る機会が多い。
ヒットを打ちファインプレーをすれば、すぐ一軍と書く。
甘やかされる環境にあると新聞でも書かれ、テレビやラジオの解説者は言うが、甘やかしている張本人の自覚がないように思う。

阪神首脳陣の考えることと新聞などのメディアを通じて流されることのギャップに戸惑いが出ることはないのだろうか。
このことが自分に対する技術や技能の見極めを甘くしてしまってはいないだろうか。
阪神に入団する新人選手がその後も伸び悩み、球界を去っていくのはさびしい限りである。

前岡選手の二の舞にならないでほしいと願う。
新人選手が甲子園を舞台に活躍できる姿を見たい。
もちろん阪神タイガースの優勝は一番の望みであることは間違いない
しかし新人選手の覇気が球場に溢れるだけで甲子園に行きたくなる。
昨年の藤浪晋太郎投手がそうであったように。