ウォーキングはいいものだ

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ウォーキングを始めた。
息子に勧められ、一緒に歩いたことがその始まりである。
団地の周りを歩くことから始めた。
団地には坂が多い。
短い距離でも相当に負荷がかかる。
だから短時間のウォーキングでも今の季節うっすらと汗をかく。
気持ちがいい。

渓流釣りが趣味の私にとって、歩くことは一日でも長く釣りを継続するためには必須であった。
渓流仲間の宮野さんは、渓流沢を歩く時も雪道をラッセルする時もいつも先頭を行く。
足腰はしっかりして、ほぼ同じ歳とは思えない。
実は私の方が一歳年下である。

息子は、普段身体を動かしたことのない私の日常に心配して誘ってくれたのかもしれない。
始めるまでは面倒でも、始めてみるとその良さを実感できる。
自ら実体験することが、何につけても大切なことは頭ではわかっていても、行動が伴わなかった。
ビジネスの世界で人には言えても自分でできない弱い側面を知った。

少しでも長く続けられるように無理をせずに前に進んでいこうと思う。
4月の渓流釣り行が4月半ばに計画されている。
行動半径が広がるかもしれない。
何といっても、同僚の宮野さんに迷惑をかけることが減りそうで嬉しい。